ひさご池の周辺

日暮らしの橋(ひぐらしのはし)、見とれる景色と四半模様の橋

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日暮らしの橋

ひさご池にかかる橋のうち、石でできた橋が日暮らしの橋(ひぐらしのはし)です。

「日暮らしの橋」という名前の由来は、この橋から眺める景色がすばらしく、いつまでたっても見飽きないのでいつしか日が暮れてしまった、ということから付けられたものです。

橋から見る夕顔亭、ひさご池におちる滝、海石塔、周辺の景色は四季折々に美しく、名前負けしていません。

日暮らしの橋から見る春のひさご池。

四半模様の橋

日暮らしの橋は、青戸室石で作られた橋で、長さは約13m、幅1.7m。

橋の模様は碁盤目のような十字ではなく、四半模様(しはんもよう)と呼ばれる幾何学模様になっています。

橋にある小さな段差にできる影が陰影となり、四半模様を際立たせる作りである、といわれています。

橋の幅も広く作られていて、ただ歩いて渡るためだけの橋ではなかったのでしょう。

当時のお殿様や奥方様は、橋をゆ~っくり歩くか立ち止まるかして景色を楽しんだのかもしれません。

四半模様の謎

兼六園では、日暮らしの橋以外にも、千歳橋(ちとせばし)や金城霊沢(きんじょうれいたく)にも四半模様が取り入れられていて、碁盤目模様が基本の日本庭園としては四半模様はとても珍しいのです。

案内人
案内人
日暮らしの橋の他、金城霊沢、千歳橋が四半模様だったことがわかっていますが、残っているのは、日暮らしの橋の四半模様と金城霊沢だけです。

なぜ四半模様を取り入れたのかは不明ですが、加賀藩の初代、前田利家(まえだとしいえ)と妻、おまつがキリシタンだった、という都市伝説から、

加賀藩主は代々キリシタンで、藩主が碁盤目模様で出来る十字を踏まないように、という配慮からではないか、とも言われています。

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