兼六園のキノコ

コフキサルノコシカケ、木から生えるクッパのくちびるキノコ

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コフキサルノコシカケ

朽ちかけた老木に生えるキノコで、「コフキサルノコシカケ」というキノコです。

・・クッパのくちびる・・。


photo by pixabay

サルノコシカケは、猿が腰掛けるのにちょうどいい高さに生えるので、サルノコシカケと呼ばれます。

柔らかく見えますが、コルクのようにガチガチに硬いキノコです。

老木に生え、木を弱らせて倒してしまうキノコで、園庭さん(兼六園専属の庭師)の話では、樹木を守るために見つけ次第取ってしまう、とのことです。

悪者のキノコのように思われるかもしれませんが、
自然界では、老いた木をキノコが弱らせてとっとと倒すことで新しい木が生えるスペースが作られる、という森を更新する役割を持つキノコなのです。

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