お殿様の庭、兼六園へようこそ
石川県金沢市にある特別名勝「兼六園(けんろくえん)」は、岡山県の後楽園、茨城県の偕楽園と並ぶ日本三大名園の一つです。
「兼六園」は、加賀藩金沢城の裏庭として造られた「お殿様の庭」であり、東京ドーム2.5個分の広大な敷地を誇る「回遊式大名庭園」。
加賀藩五代藩主が作事所を立てて整備したのが始まりで、以降400年をかけて歴代藩主が造り上げ、現在も専属庭師”園庭さん”達による手入れが引き継がれています。
本来お殿様しか立入ることが許されなかった庭園は、明治時代に一般開放され、大正時代には文化財保護法により「名勝」に。
昭和60年には「特別名勝」となりました。
金沢市中心部、海抜63mの高台にありながら、池があり水が流れ、本来森林にいるはずの動植物を見ることができる不思議ワールド「兼六園」。
たくさんの見どころと、ほとんど知られていない裏話で「兼六園」をご案内します。