梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)
花見橋を明治記念之標(銅像)の方向へ渡り、右手にある桜が梅護寺数珠掛桜です。
数珠玉のようにポンポン咲きする桜です。
梅護寺数珠掛桜の由来
梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)という名前は、新潟県京ヶ瀬村の梅護寺(ばいごじ)の桜の木に、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が数珠をかけたところ、数珠のような花が咲くようになった、という話に由来します。
梅護寺にある梅護寺数珠掛桜の原木は、1927年に天然記念物に指定されています。兼六園の梅護寺数珠掛桜は、この梅護寺から取り寄せた桜です。
梅護寺数珠掛桜の見どころ
梅護寺数珠掛桜の見ごろは、4月中頃から末で、少し遅咲きです。
花柄(はなえ:花と枝をつなぐ茎)が長いため、八重咲きの淡い紅色の花が、やや重そうにうつむいて咲きます。
大木ではないので、満開となってもまだまだご立派とはいい難いのですが、うつむいて咲く花の一つ一つは花びらが多く、親鸞聖人の伝説通り、数珠玉のようにポンポン咲きです。