カルガモ
カルガモは、園内の池で一年中見られるカモで、大きさはカラスと同じくらいの60cmほど。
カモの仲間ですが渡りはしません。
クチバシの先の黄色い模様が目立つので、英語では「spot-billed duck(クチバシに斑点があるカモ)」と呼ばれます。
だるま
たくさんの種類がいるカモの仲間のうち、クチバシの先だけ黄色いのはカルガモだけです。
カモの仲間では珍しくオスもメスも似たよ~な色模様です。
霞ヶ池を泳ぐカルガモ。
どんなカモ?
カルガモは園内で一年中見られるカモですが、カモ類の婚活シーズンである冬は群れを作ったり、ペアになっています。
冬、沈砂池で休んでいるカルガモのペア。
冬場はいつも一緒に泳ぎラブラブなカルガモ。
春になると仲良くマイホームを作ります。植え込みの下や大きな木の陰など、見えにくい場所に巣を作ります。
初夏から夏の終わり頃の子育てシーズンになると、離婚します。
メスはシングルマザーになって子育てするため、ヒナを連れて園外へお引越ししますが、オスは園内にとどまることが多いようです。
園内で子育てするメスもいますが、カラスやアオサギに襲われてしまうので、ヒナを連れて移動してしまうのです。