花見橋の周辺

随身坂(ずいしんざか)、金沢城から一番遠い門は家臣専用だった

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随身坂(ずいしんざか)

随身坂は、成巽閣の赤門の前から金沢神社の方向へ続く坂です。

成巽閣(せいそんかく)の板塀と大きなモミの木に挟まれた幅の広い坂です。

坂の先には随身坂口(ずいしんざかぐち)の料金所があります。

随身坂の名前の由来

藩政時代、兼六園へは藩主と奥方などしか立入ることができませんでした。

藩主は金沢城からいちばん近い蓮池門(れんちもん)から入園しましたが、お付きの家臣達は金沢城からいちばん遠い入り口、随身坂にあった門から出入りしたのです。

随身坂の随身(ずいしん)とは、家臣、家来のことです。

随身が出入りした坂なので、随身坂と呼ばれます。

随身坂の周辺、お得情報

随身坂口の料金所から園外へ出ると、金沢神社、金城霊沢(きんじょうれいたく)、津田玄藩邸(兼六園管理事務所)へ行くことができます。

金城霊沢と津田玄藩邸(兼六園管理事務所)の道路を挟んで向かいには、県立美術館と県立歴史博物館があります。(随身坂を通って出るのがいちばん近道です。)

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