兼六園の野鳥

カイツブリ、霞ヶ池のちっちゃいカモは潜水じょうず

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カイツブリ

カイツブリは、ぽわぽわのオシリをした小さな水鳥です。霞ヶ池にいます。


photo by フリー素材無料写真 森の父さん花鳥風穴

カイツブリの「ツブリ」とは、古い言葉で小さくてかわいいこと。つぶらな瞳、の「つぶら」の語源です。

貝を食べる小さなかわいい鳥なので、カイツブリと呼ばれます。

カイツブリの大きさは20cmくらいで、カルガモ(60cm)の半分以下です。

潜水上手な鳥で、水中にもぐって消えたと思ったら、別の場所からポコッと浮き上がるので、すぐにカイツブリだと分かります。

池を泳ぐシルエットは他の水鳥と違い、シッポが無くオシリがぽわぽわして見えます。(見えにくいだけで小さいシッポがあるらしいが・・。)

潜水してエビや昆虫を獲って食べていますが、アヒルのような膜の張った水かきは持っていません。

カイツブリは、弁足(べんそく)と呼ばれる、足の指一本ずつが太くなっているタイプの水かきで潜水します。

カイツブリは水草で浮き巣を作る習性がありますが、霞ヶ池には浮き巣を作る植物がないので、繁殖期の初夏から秋までは、別の場所へ行ってしまいます。

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