キビタキ

キビタキ

新緑の歌い手

キビタキは、初夏に東南アジアから日本に渡ってくる夏鳥です。

日本で繁殖し、秋頃には越冬するために東南アジアへ帰っていきます。

スズメくらいの大きさで、静かな森林を好む黄色い鳥です。

photo by pixabay

オスは喉元はオレンジ、腹は黄色、まゆげ模様は黄色です。

夏の森林で、蝉のヒグラシ（ツクツクボウシ）に似た調子でツクツクーオーシーィと鳴いていたら、高い場所の枝を見上げてみましょう。

新緑の中で喉元のオレンジ色とお腹の黄色が目立つので探しやすいです。

また、オス同士は縄張り争いでよく追っかけっこをするので、黄色いのが飛び交って目立つので探しやすいです。

兼六園では、夏の終わり頃に山崎山の周辺で高らかに鳴いています。