兼六園の野鳥

ルリビタキ

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ルリビタキ


photo by pixabay

ルリビタキ
分類:鳥網 スズメ目 ヒタキ科
英名:Red-flanked bluetail
学名:Tarsiger cyanurus
体長:14cm
鳴き声:ヒッヒッヒッ、グッグッ、ヒーピヒョロピヒョロヒョロ
分布:冬鳥

ルリビタキ

ルリビタキは、本州では標高1500m以上の針葉樹林にすみ、秋の終わり頃、低地の山林に降りてきて越冬します。

兼六園では、ルリビタキは冬に見られます。

オスは瑠璃色の羽が美しく、オオルリ、コルリと合わせて瑠璃三鳥(るりさんちょう)と呼ばれます。

だるま
だるま
兼六園では春~初夏にオオルリとコルリが見られますが、長居することはなく、立ち寄るだけの通過地点のようです。梅林と常磐ヶ丘で偶然見かけたことがありますが、毎年来るわけでもないようで探すのは難しいかも。

ルリビタキのオスがサムネ画像のように瑠璃色になるには2年かかるらしく、よく見かけるのは少し青いけど茶色の個体。

だるま
だるま
オオルリやコルリは一年ほどでオスらしい瑠璃色になります。

ルリビタキの場合、生まれて一年くらいで成鳥になっても、オスはほぼ茶色、メスと同じ色です。

ルリビタキのメス。

photo by pixabay

 
体は茶色でも尻尾は雌雄とも瑠璃色で、脇腹はオレンジ色です。

photo by pixabay

英名の”Red flanked”は、赤い脇腹という意味です。

道案内

ルリビタキは、オオルリやコルリのようにカメラを構えただけでパッと飛んで逃げたりしないので、撮影しやすいです。

黙って見ていると、少し先の地面にちょん、と降りてきたルリビタキ。

栄螺山の崖をちょんちょん飛んで進むので、グルグル階段の砂利道を忍び足で静か~に追いかけて回るハメに。
 
茶色と青の中間くらいの色のオスなので、無事に生きていれば来年は瑠璃色になって飛んでくるかもしれません。
 
 

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