ヤマガラ
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ヤマガラ
分類:鳥網 スズメ目 スズメ亜目 シジュウカラ科
英名:Varied tit
学名:Sittiparus varius
体長:15cm
分布:留鳥
鳴き声:ツツピー
腹色がオレンジのカラ
ヤマガラは、シジュウカラと同じカラの仲間です。
山にすむカラなので、ヤマガラ。
シジュウカラより少し大きくて、お腹がオレンジ色です。
カラの語源やシジュウカラについてはこの記事をどうぞ。
シジュウカラ
元々山の中にすむ鳥なので、千歳台のような開けた場所よりも、常磐ヶ丘や山崎山などのキノコが生えるような暗がりでよく見られます。
栄螺山の麓でなにやら探すヤマガラ。
枝に止まっている姿よりも、曲水で水浴びしていたり、どんぐりをくわえて飛びまわったり、何か作業している姿が目立つ鳥。
ヤマガラの貯どんぐり
ヤマガラは貯食する習性があり、どんぐりやシイノミなどの木の実を木の割れ目や木の皮に差し込んで蓄えます。
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隙間には入らないであろうサイズのBIGどんぐりでも、コンコンつついたり取り出したり向きを変えたり、試行錯誤して隙間に押し込もうとしている様子は一生懸命でかわいらしい。
貯どんぐりした場所はちゃんと覚えていて、取り出したどんぐりを地面や枝に置き、後肢でしっかり掴んで食べます。
時々、掴んだどんぐりが逃げてしまい慌てて探したりする姿も。
オレンジ色のお腹が目立つので見逃しにくく、しぐさも面白いので飽きずに観察できる鳥です。
黙って動かずに観察していれば、わりと逃げません。