新生代

新生代、多様化した哺乳類の時代

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新生代(しんせいだい)

中生代が「白亜紀末の大量絶滅」で終焉を迎えた6600万年前から現代までが新生代(しんせいだい)です。

新生代は「哺乳類の時代」とも呼ばれ、哺乳類が多様化した時代です。

「哺乳類の時代」といっても最初の哺乳類が現れたのは新生代(6600万年前~)ではなくて、最初の恐竜類が現れたのと同じ頃、中生代 三畳紀の中期~後期(約2億3000万年前ぐらい)です。

最古の哺乳類は体長10cmほど、姿はトガリネズミに似ていたようです。

アデロバシレウス、ウンコ化石の中から見つかった最古の哺乳形類

アデロバシレウス アデロバシレウスは中生代 三畳紀後期の北アメリカにすんでいた哺乳形類です。 1.5cmほどの頭骨しか見つかっていませんが、現在見つかっている哺乳形類では最古の種類です。 アデロバシレ ...

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中生代の哺乳類

今までは、中生代の哺乳類はせいぜいネズミほどの大きさで、恐竜類におびえながら夜間に活動していた、と考えられていました。

しかし、滑空する皮膜を持ったボラティコテリウム、ビーバーによく似た姿のカストロカウダ、アリ食専門のアンボンドロなどが相次いで見つかり、
中生代 ジュラ紀後期には、空や水中にも進出できるほど多様な哺乳類がいたことがわかっています。

ボラティコテリウム、皮膜を使ってジュラ紀の空を滑空した哺乳類

ボラティコテリウム ボラティコテリウムは、中生代 ジュラ紀中期の中国にすんでいた哺乳類です。 化石には皮膜のあとが残っていて、モモンガのような皮膜を使ってジュラ紀の空を滑空していました。 ボラティコテ ...

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中生代に繁栄していた哺乳類の多くは「白亜紀末の大量絶滅」で恐竜類と共に絶滅しましたが、生き残ったわずかな哺乳類が新生代になってから再び多様化し繁栄を始めます。

新生代の地質年代

新生代は、3つの「紀(き)」古第三紀(こ だいさんき)、新第三紀(しん だいさんき)、第四紀(だいよんき)に分けられています。

古第三紀は古いタイプの哺乳類が繁栄した時代、新第三紀は古いタイプの哺乳類が新しいタイプの哺乳類(現代の哺乳類の祖先)と入れ替わった時代、第四紀は氷河期が始まりヒトが繁栄を始めた時代です。

新生代 古第三紀(6600万年前~2303万年前)
新生代 新第三紀(2303万年前~258万年前)
新生代 第四紀(258万年前~現代)

古第三紀では、現在では見られない絶滅した哺乳類グループが繁栄します。
新第三紀では、現在見られる哺乳類グループの祖先にあたる動物が繁栄します。
新第三紀の終わり頃から氷河期に突入し、第四紀にはヒトの移動と活動による動植物の移動や採取が活発になり、多くの生物がヒトの影響を受けて暮らすようになります。

3つの紀はさらにこまかい「世(せ)」という区間に分けられています。

新生代 古第三紀 暁新世(ぎょうしんせい)(6600万年前~5600万年前)

新生代 古第三紀 始新世(ししんせい)(5600万年前~3390万年前)

新生代 古第三紀 漸新世(ざんしんせい)(3390万年前~2303万年前)

新生代 新第三紀 中新世(ちゅうしんせい)(2303万年前~533万年前)

新生代 新第三紀 鮮新世(せんしんせい)(533万年前~258万年前)

新生代 第四紀 更新世(こうしんせい)(258万年前~1万1700年前)

新生代 第四紀 完新世(かんしんせい)(1万1700年前~現代)

現代は 新生代 第四紀 完新世です。







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