現生哺乳類

ハクビシンとタヌキとアナグマの違い

ハクビシン

ハクビシンは、東南アジア、日本にすむ肉食動物です。

「食肉目 ジャコウネコ科」に分類される動物で、鼻スジに白い線があり、胴と同じくらい長いシッポを持っています。

すんでいる所が近くて大きさが似ているので、アナグマやタヌキと混同されますが、
アナグマ(イタチ科)やタヌキ(イヌ科)と違って、長~いシッポを持っているので区別できます。


ハクビシン
分類:哺乳網 食肉目 ネコ型亜目 ジャコウネコ科
学名:Paguma larvata(パグマ・ラルバタ)
英名:Masked Palm Civet(マスクド パーム シベット)
体長:50cm~1m
生息地:東南アジア、日本

ムスクの香りのハクビシン?

ハクビシンは、体長1mほど、シッポの長い、短足の肉食動物で、「食肉目 ジャコウネコ科」に分類されます。

ジャコウネコ科の麝香(じゃこう)とは、英語でムスクのこと。

香水の材料となるムスクですが、ワイルドなケモノの臭いというか、昔の動物園の臭いです。

ジャコウネコ科の動物は、日本ではハクビシンだけなので、あまりなじみがないかもしれませんが、東南アジアの他、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパにもジャコウネコ科の仲間がいます。

アメリカやヨーロッパでは、ペットとしてネコが一般化する前はジャコウネコ科の仲間がネズミ捕りのペットとして飼われていたほど。

ジャコウネコ、の名前通り、麝香(じゃこう)のニオイがキツイ動物なので、無臭のネコほ方が広まっちゃったのでしょう。

ハクビシンの顔の模様と鼻ヅラの白い線

ハクビシンの名前の由来は、鼻ヅラに白い線があるから、白鼻芯(ハクビシン)。
鼻ヅラの白い線と顔にいくつかの白い模様があります。

富山市ファミリーパークのハクビシン。若い固体です。

鼻ズラの白い線と白い模様は、個体によって濃かったり薄かったりします。

名古屋市の動物園のハクビシン。白い線と模様はボヤけて薄いです。

若い固体の方が白くてクッキリ、老齢個体はけっこうボヤけてくすんでいるような気がします。

アナグマ(イタチ科)にも鼻ヅラの白い線が濃いヤツがいますから注意。

こちらが、アナグマ。

アナグマはイタチ科の仲間で、元々日本にすんでいた動物です。

ハクビシンよりもずんぐりしていてシッポが短いので区別は簡単ですが、ハクビシンと間違われてけっこう駆除されているようで・・気の毒に。

タヌキも見ようによっては白い線があるように見えるんだなぁ。

ハクビシンの体長は1mほど、胴長短足で、胴体と同じくらいシッポが長いのが特徴です。
木登りが上手で、果物、昆虫、トカゲ、鳥などを食べます。

ハクビシンの若い兄弟。

見ている分にはとってもカワイイ。

畑の作物をオイシイとこだけ食べてポイしたり、天井裏をすみかにしたりするので、害獣として駆除されます。

ハクビシンは外来種とされていますが、元々日本にいた動物なのか、外国から来た動物なのかは実は、不明。

江戸時代の書物に書かれている妖怪『雷獣(らいじゅう)』の正体は、木に落ちた雷から逃げ損ねて黒コゲになったハクビシンがモデルではないか、とも言われていて、江戸時代以前に持ち込まれていた可能性もあるそうです。

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