新生代の生物 絶滅哺乳類

メジストテリウム、頭骨しか見つかっていない最大級の肉食性哺乳類

メジストテリウム(メギストテリウム)

メジストテリウムは新生代 新第三紀 中新世前期(約2043万年前~約1597万年前)のアフリカにすんでいた肉食性の絶滅哺乳類です。

絶滅した肉食性の哺乳類グループ「肉歯目(にくしもく)」の仲間です。


メジストテリウム(メギストテリウム)
分類:哺乳網 肉歯目 ヒエノドン科
学名:Megistotherium osteothlastes(メジストテリウム・オステオトラステス)
体長:推定3.5m
時代:新生代 新第三紀 中新世前期(2043万年前~1597万年前)
分布:アフリカ北部
学名の意味:最大のケモノ

頭骨しか見つかっていない巨獣

メジストテリウムは新第三紀 中新世前期(約2043万年前~約1597万年前)のアフリカにすんでいた肉食性の絶滅哺乳類です。

絶滅した肉食性の哺乳類グループ「肉歯目(にくしもく)」に分類され、見つかっている頭骨の大きさは65cm。

頭骨以外は部分的にしか見つかっていませんが、推定体長は3.5mで、現生のトラやホッキョクグマよりも大きいです。

ヒトと比べるとこれくらい。

陸上の肉食性哺乳類の中ではアンドリュウサルクス(体長3.5m、頭骨85cm)と並んで最大級の大きさです。

おなじ「肉歯目」代表種ヒエノドンは、頭が大きく四肢が頑丈で短く胴が長い、という特徴を持っているので、メジストテリウムも胴長短足の巨頭だった、とされています。

エノドンは現生の中型ネコ類(ピューマやヒョウなど)のようなニッチを占めていたようなので、大型のメジストテリウムは大型ネコ類(トラやライオン)のような生態だったのかもしれません。

頭骨以外の化石が見つかれば、どんな動物だったのかわかるでしょう。


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