恐竜・鳥脚亜目 中生代の生物

オロロティタン、後頭部に扇形のトサカを持つハドロサウルス類

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オロロティタン

オロロティタンは白亜紀後期のロシアにすんでいた大型のハドロサウルス類(カモノハシ竜)です。

ハドロサウルス類のうち、頭に目立つ突起やトサカがある仲間「ランベオサウルス類」に含まれます。

オロロティタン
学名:Orolotitan arharensis(オロロティタン・アルハレンシス)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 鳥盤目 鳥脚亜目 ハドロサウルス科
時代:中生代 白亜紀後期
体長:8.1m
発掘地:ロシア アムール地方
学名の意味:大きな白鳥

極東ロシアのランベオサウルス類

オロロティタンは白亜紀末期(マーストリヒチアン:約7210万年前~約6600万年前)のロシアにすんでいた大型のランベオサウルス類です。

最大体長12m、推定体重9t、後頭部にある広げた扇のような形のトサカが特徴です。

ヒトと比べるとこれくらい。

管理人
オロロティタンのトサカは「斧(おの)」とも表現されますが、「鉞(マサカリ:金太郎が持ってるヤツ)」や、西洋のブロードアックスに似ています。

福井県立恐竜博物館の復元模型。頭のトサカが目立ちます。

ランベオサウルス類の多くは北アメリカから見つかっているのですが、オロロティタンがロシアでみつかったことから、ランベオサウルス類はアジアを起源に、後に北アメリカへ渡って繁栄したと考えられています。

オロロティタンのトサカ

ランベオサウルスの仲間は、頭に目立つ突起やトサカを持っているのが特徴です。

オロロティタンは後頭部に大きなトサカがあります。トサカの形は後頭部に行くにしたがって広がる扇型です。

復元されたトサカはこんな感じ。

オロロティタンのトサカは「手斧」「扇形」などと紹介されるのですが、私にはニンジンとか大根のイチョウ切りに見えます。

横から見ると扇型で目立つトサカも、正面から見ると目立ちません。トサカはぺったんこです。

顔自体もペッタンコですし。

オロロティタンの歯

オロロティタンも他のランベオサウルス類と同様に口先はクチバシになっています。

口先には歯がありませんが、奥歯は植物をゴリゴリできるような歯で、デンタルバッテリーと呼ばれる予備の歯がミッチリ控えています。

口先は横に広いので、植物を選んで摘み取るというよりは、口先を地面に付けて広い範囲をムシャムシャしていたのでしょう。


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