現生哺乳類

現生のゾウ3属の見分け方と特徴

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ゾウさんは3属

ゾウは「ゾウ目(長鼻目)」に分類される大型の植物食動物です。

1科3属6種類が、東南アジアとアフリカにすんでいます。

アジアゾウとアフリカゾウの違い。

現生の哺乳類でもっとも大きい動物で、
アフリカゾウでは、体長8m、肩までの高さ4m、体重7.5tにもなります。

多くの哺乳類の歯は、一生に2回(乳歯から永久歯に)生え変わり、永久歯には抜け替わることはありませんが、ゾウは一生に5回生え変わります。

ゾウの歯は、牙(前歯)以外には、たった4本しかなく、
上下左右に1個づつ、洗濯板のような溝のあるでっかい歯があります。
歯が磨り減ってくると控えの歯が古い歯を押し出して生えてきます。

このような押し出し式の生え変わる歯を持つのは、ゾウの仲間だけです。

アジアゾウ


アジアゾウ
分類:哺乳網 ゾウ目 ゾウ科 アジアゾウ属
学名:Elephas maximus(エレファス・マキシムス)
英名:Asian elephant(アジアン エレファント)
体長:5~6.5m
生息地:インド、マレーシア、インドネシア、中国南部などの森林

アジアゾウは、インド、マレーシア、インドネシア、中国南部などの森林にすむゾウさんです。
4亜種(インドゾウ、セイロンゾウ、スマトラゾウ、マレーゾウ)に分けられます。

動物園で見るアジアゾウは、インドゾウです。

アジアゾウは、年寄りのメスをリーターとしてその娘と子供からなる女系家族で数十頭の群れを作って暮らします。

群れで移動しながら、木の葉、樹皮、草、タケなどを食べます。
オスは単独で暮らしたり、オスのみでグループを作ったりします。

オス、メス、子ども牙を持っていて、オスの牙は特に長くて立派です。

東南アジアでは、木材や石材を運ぶ力仕事をする使役動物として飼われています。

アフリカゾウ


アフリカゾウ
分類:哺乳網 ゾウ目 ゾウ科 アフリカゾウ属
学名:Loxodonta africana(ロクソドンタ・アフリカーナ)
英名:African elephant(アフリカン エレファント)
体長:6~7.5m
生息地:アフリカ、サハラ砂漠以南のサバンナや開けた疎林

アフリカゾウはサバンナゾウとも呼ばれます。

熟練の年寄りメスをリーダーに、その血縁の娘と子供の女系家族で数10頭~50頭ほどの群れをつくってくらします。

以前は、アフリカゾウは2亜種(アフリカゾウとマルミミゾウ)とされていましたが、マルミミゾウはアフリカゾウとは別の種類とされました。

アフリカゾウは、アジアゾウよりも一回り大きく、オスメスとも牙は立派です。
また、放熱装置の役割をするために大きな耳をしています。

マルミミゾウ(シンリンゾウ)


マルミミゾウ
分類:哺乳網 ゾウ目 ゾウ科 アフリカゾウ属
学名:Loxodonta cyclotis(ロクソドンタ・キクロティス)
英名:Forest elephant(フォレスト エレファント)
体長:4~6m
生息地:アフリカ西部と中央部の森林

マルミミゾウは、アフリカ西部と中央部の森林にすみ、女系家族で数10頭の小さな群れをつくって暮らしています。

マルミミゾウはアフリカゾウの1亜種とされていましたが、DNAの分析から別種であることがわかりました。

アフリカゾウに似ていますが、
アフリカゾウと違って、耳のカドが丸いので「マルミミゾウ」と呼ばれます。

牙があまりカーブせずに、まっすぐ下に伸びているのが特徴です。

マルミミゾウのヒヅメの数は、どういうわけだか、アフリカゾウではなくアジアゾウと同じで、前足5本、後ろ足4本です。







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