恐竜類

オビラプトル、鳥のように卵を温めていた食性不明の歯無し恐竜

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オビラプトル

オビラプトルは、白亜紀後期のモンゴルにすんでいた2足歩行の恐竜です。

極端に寸詰まりの顔にクチバシを持ち、歯はありません。

ちょっと変わった恐竜です。


オビラプトルの一種
学名:Oviraptor sp.(オビラプトルの一種)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 獣脚亜目 オビラプトロサウルス類 オビラプトル科
時代:中生代 白亜紀後期
体長:1.7m
発掘地:モンゴル
学名の意味:卵どろぼう

食性不明の歯無し恐竜

オビラプトルは、白亜紀後期のモンゴルにすんでいた2足歩行の恐竜で、体長は1.7mほど。

かなり寸詰まりの変わった顔を持ち、口はクチバシになっていて、歯が1本もありません。

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歯が無いくせに、上あごの天井には謎の突起が一つあり、突起を使って堅い物を割って食べていた、と考えられています。

オビラプトルの復元模型。上あごにある突起。見える?。

植物を食べていた可能性が高いそうですが、わざわざ突起を作るくらいなら、なんで歯を無くしたんだか・・。

濡れ衣で付けられた学名

オビラプトルという学名は、「卵どろぼう」という意味です。

オビラプトルが最初に発見された際、卵が並ぶ巣の上で発見されたため、「卵食い専門の恐竜で、卵どろぼうの最中に親恐竜に頭を踏み潰されたのだろう」
とされました。(当時の図鑑にもそう書いてありました)

卵は産卵期でないと確保できないので卵食い専門恐竜は無理がある、というのは素人でも分かるのですが、
体は獣脚類なのに、寸詰まりの顔、歯の無いクチバシ、ヘンな突起というキテレツな姿では、卵泥棒に間違われるのも仕方がないような・・。

卵の親とされた恐竜についても、当時は恐竜の卵や抱卵などの研究はほとんどされていなかったので、周辺でたくさん見つかっているプロトケラトプスの卵だろうとテキトーに推測されました。

しかし、卵の上に覆いかぶさったオビラプトルや近縁種がいくつも見つかり、研究の結果、卵と巣はオビラプトルのものであり、抱卵している状態で化石になったことがわかりました。

卵どろぼうは濡れ衣だったのですが、学名は変更されませんでした。

オビラプトル類の卵と巣

オビラプトロサウルス類(オビラプトル類とその他の近縁種のグループ)の卵と巣の化石。

オビラプトロサウルス類の卵の形は長細い楕円形で、卵の大きさは15cm~50cmほど。

巣は円形に盛り上げて作られ、巣の中に卵が円形に産み落とされています。

円形に産み落とした後、その上からまた卵を産むことを繰り返し、一つの巣に2~3層の卵が並びます。

現生のダチョウのように、複数のメスが一つの巣に共同で卵を産んだのかもしれません。

真ん中の卵の無いスペースは親が座る場所です。(卵の上に直接座ると、卵を割っちゃうから。)

鳥のように親の体温で温めた抱卵、というよりは、卵を守るために巣の上から動かなかった抱卵、ということなのでしょう。

 







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