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ラプトレックス、大型種の幼体だった?白亜紀末の小型ティラノサウルス

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ラプトレックス

ラプトレックスは、白亜紀後期のモンゴルにすんでいたティラノサウルス類です。

体長は3m程度で小型ですが、やっぱりティラノサウルス類の特徴をちゃんと持っています。


ラプトレックス
学名:Raptorex kriegsteini(ラプトレックス・クリエグステイニ)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 獣脚亜目 ティラノサウルス上科
時代:中生代 白亜紀後期
体長:3m
発掘地:モンゴル
学名の意味:泥棒の王(ラプトル=泥棒、レックス=王)

盗掘された恐竜

ラプトレックスは、白亜紀後期のモンゴルにすんでいた肉食恐竜で、ティラノサウルスの仲間です。

ほぼ全身の化石が見つかっていますが、盗掘された化石であったため、産地と時代がはっきりしませんでした。
近年、化石の岩盤に一緒に埋まっていた淡水魚の化石から、白亜紀後期のモンゴル産の恐竜であることが判明しました。

小さな腕の謎

ラプトレックスは体長3mほどの小型種でありながら、前肢は小さく退化していて2本指です。

これ、ラプトレックスの前肢。ちっちゃ!。

ティラノサウルス類の小さな腕は大型化するにつれ小さく退化した、と考えられていましたが、ラプトレックスの発見により小さい腕と大型化には関連がないことが分かりました。

獣脚類の腕やカギ爪は、獲物を押さえたり切り裂いたりするのに使われますが、ティラノサウルス類でなくても退化した小さな腕を持つ恐竜がいます。

腕が必要ない狩りの方法があったのでしょう。

ティラノサウルスの大口アタックみたいに。

ラプトレックス、幼体説

ラプトレックスの頭骨です。ほんのりティラノサウルス。

ラプトレックスはティラノサウルスのように大きな頭ではないし、小型種ですが、大口アタックしたのでしょうか?。

ちょっと無理があるように思います。

ラプトレックスは、白亜紀後期のモンゴル産のティラノサウルス類の子どもではないか、という説があります。

そうなると、タルボサウルスの子どもかもしれません。

タルボサウルス、ティラノサウルスより進化していた?アジア最強の肉食恐竜

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もうひとつ、小型種なのに中足骨が結束しているのです。(真ん中の中足骨が三角形になっている。)

ティラノサウルスやタルボサウルスは重い体重を支えるためにガッチリ結束していますが、小型種には必要だったのかどうか・・。

やっぱり、ラプトレックスは大型種の子ども説は有力?。







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