恐竜・獣脚亜目 中生代の生物

アウストラロベナトル、フクイラプトルに近縁か?

アウストラロベナトル

アウストラロベナトルは白亜紀前期のオーストラリアにすんでいた肉食恐竜です。

アロサウルスに近い仲間「ネオベナトル科」に含まれます。


アウストラロベナトル(オーストラロベナトール)
学名:Australovenator sp.(アウストラロベナトルの一種)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 獣脚亜目 ネオベナトル科
時代:中生代 白亜紀前期
体長:6m
発掘地:オーストラリア
学名の意味:オーストラリアの狩人(オーストラロ=オーストラリアの、南の、ベナトル=狩人)

フクイラプトルに近縁か?

アウストラロベナトルは白亜紀前期の終わり頃、(アルビアン:約1億1300万年前~約1億0050万年前)のオーストラリアにすんでいた肉食恐竜で、アロサウルスに近いグループ「ネオベナトル科」の仲間です。

イチイチ君
イチイチ君
ネオベナトル科にはフクイラプトルも含まれ、アウストラロベナトルはフクイラプトルに最も近い仲間、とされています。

体長7m、推定体重600kg、ネオベナトル科の中では中型の大きさです。

部分的な化石しか見つかっていませんが、同じ仲間には骨が鳥の骨のように中空だったことから名付けられたアエロステオンがいるので、アウストラロベナトルも身軽で軽快な狩人だったかもしれません。


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