恐竜・鳥脚亜目 中生代の生物

ニッポノサウルスは亜成体だった、樺太で見つかったハドロサウルス類

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ニッポノサウルス

ニッポノサウルスは、1934年、当時日本領だった樺太(からふと、サハリン)で発見された植物食恐竜です。

ハドロサウルス類(カモノハシ竜)のうち、派手なトサカを持つグループ『ランベオサウルス類』の仲間です。


ニッポノサウルス
学名:Nipponosaurus sachalinensis(ニッポノサウルス・サハリネンシス)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 鳥盤目 鳥脚亜目 ハドロサウルス科 ランベオサウルス亜科
時代:中生代 白亜紀後期
体長:4.1m
発掘地:ロシア サハリン
学名の意味:日本のトカゲ

大型種だった?

ニッポノサウルスは、白亜紀後期(サントニアン~カンパニアン:約8630万年前~約7210万年前)のロシアにすんでいたハドロサウルス類です。

学名に「ニッポン」と付くのは、1934年、樺太(カラフト:ロシアのサハリン)が日本領だったから。

管理人
ニッポノサウルスは、全身の約60%の骨格が見つかっています。

2004年の再研究の結果、見つかったのは成長途中の個体であることがわかりました。
成長すると体長10mを超えたかもしれません。

最大体長が10mだとすると、推定体重は1t~4tになったとされます。

大型のハドロサウルス類だったのかもしれません。

どんな恐竜だった?

ニッポノサウルスの含まれるハドロサウルス類は口先がカモのクチバシのように平たくなっており、口先に歯は無く、歯は奥のほうにあります。

クチバシで植物をむしりとって奥歯でゴリゴリとすりつぶして食べていたので、奥歯は隙間無くミッチリ生えていて一枚板のようになっています。

ハドロサウルス類は、デンタルバッテリーと呼ばれる磨り減りに対応した控えの歯を持っており、1つの歯槽に縦に3本の歯が生えています。
(現役の歯の下に、予備の歯が2本スタンバイしているのです。)

ニッポノサウルスの頭骨。

眼窩(がんか:目の穴)から鼻ヅラにかけて、低めのトサカがあります。

成長すると、トサカはもっと目立つようになったでしょう。

どんなトサカだったのか想像するのも楽しい

これ爺、ふとんを敷けぃ。

成長途中の個体であることから、成長するとコリトサウルスやヒパクロサウルスのような丈の高い半円形のトサカになったのではないか、とされています。


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