カルニオディスクス
カルニオディスクスは先カンブリア時代の末期(約6億3500万年前)の浅い海にすんでいた動物です。
葉っぱや鳥の羽のような形をした薄っぺらい生物です。
カルニオディスクス
学名:Charniodiscus arboreus(カルニオディスクス・アルボレウス)
分類:不明
時代:先カンブリア時代(約6億3500万年前)
体長:1m
発掘地:南オーストラリア エディアカラ地方
学名の意味:葉のような平らなもの
分類不明の謎の生物
カルニオディスクスは約6億3500万年前の浅い海にすんでいた生物で、葉っぱや鳥の羽のような形をしていました。
植物や海草に似た姿をしていますが、動物です。
根っこ的な丸い部分で海底に突き立ち、流れてくる有機物をキャッチして食べていたと考えられていますが、
研究者によっては、水面を漂っていた、水底に横たわっていた、など、生きていた時の姿には諸説あります。
体長は約1mほどで、当時としてはとても大きな生物です。
現生の生物グループとの関係は分かっていませんが、原始的な無脊椎動物ではないか、という説があります。
カルニオディスクス、描いてみた
カルニオディスクス、描いてみました。薄っぺらい体をユラユラさせながら、浅い海にたくさん突き立っていた説を採用。
現生にもウミシダという似たような生物がいるので、ウミシダのイメージで描いてみました。
これ、サンゴ礁のウミシダ。植物じゃなくて、動物です。
photo by :pixabay