先カンブリア時代の生物

トリブラキディウム、先カンブリア時代に日本の家紋そっくりの生物がいた

広告

トリブラキディウム

トリブラキディウムは約6億3500年前の浅い海にすんでいた生物です。

円盤のような体に、同じ作りのパーツが3つ、三つ巴の家紋のように並んでいる変わった体をしています。


トリブラキディウム
学名:Tribrachidium heraldicum(トリブラキディウム・ヘラルディクム)
分類:不明
時代:先カンブリア時代(約6億3500万年前)
体長:5cm
発掘地:南オーストラリア エディアカラ地方
学名の意味:3本のうでを持つもの

三つ巴の家紋みたいな体

トリブラキディウムは約6億3500万年前の浅い海底にすんでいた生物です。

直径5cmほどの円形の体で、同じ作りの構造が120度ごとに3つ(三等分)並ぶという変わった体をしています。

これは「三回対称(さんかいたいしょう)」と呼ばれる体の作りです。

分類としては海綿に近い仲間ではないか、という説がありますが、「三回対称(さんかいたいしょう)」構造を持つ生物は、トリブラキディウム以外に見つかっていません。

日本の家紋「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」。トリブラキディウムも真上からみると左三つ巴です。

Illustration by:発光大王堂 / 雑記ブログ

復元図では、イゾギンチャクを叩き潰してペタンコにしたような生物が、浅い海底に沈んで短い触手をユラユラさせている姿で描かれることが多いです。

触手で有機物を集めて食べていたと考えられています。

トリブラキディウム、描いてみた

トリブラキディウムを描いてみました。
叩き潰したイソギンチャクのイメージですが、描きあがったら毛の生えたタコノマクラみたいになっちゃった。

ほんと、どんな姿だったんでしょう?。6億年以上前だと立体的な化石は望めないのかなあ。


広告



オヌヌメ記事

1

リカエノプス(リケノプス) リカエノプスは、古生代 ペルム紀後期の南アフリカにすんでいた単弓類です。 大きな犬歯が特徴の肉食性の単弓類で、当時の単弓類としては走るのが得意だった、とされています。 リカ ...

2

エオドロマエウス エオドロマエウスは、恐竜の祖先が現れてまもない時代のごく初期の恐竜で、最古の獣脚類のひとつです。 アルゼンチンから見つかっています。 エオドロマエウス 学名:Eodromaeus m ...

3

ケラトサウルス ケラトサウルスは、ジュラ紀後期の北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカにすんでいた肉食恐竜です。 顔面に3つのツノ状の突起があり、前肢の指は4本、背中に装甲が並んでいるという、オリジナルな特 ...

4

カマラサウルス カマラサウルスは、ジュラ紀後期の北アメリカにすんでいた大型の竜脚類です。 竜脚類代表のような恐竜ですが、調べると意外に知らなかったことが多いです。 もくじ1 カマラサウルス1.1 カマ ...

-先カンブリア時代の生物
-, ,