新生代の生物 絶滅哺乳類

ネクロレムール、メガネザル科の祖先グループ

ネクロレムール

ネクロレムールは、新生代 古第三紀の西ヨーロッパにすんでいた原始的なサルの仲間です。

現生のメガネザル科の祖先グループにあたる「オモミス科」という絶滅グループに含まれています。

化石は現生のメガネザルよりも、キツネザルに少し似ています。


ネクロレムール
学名:Necrolemur antiquus(ネクロレムール アンティクウス)
分類:哺乳綱 サル目 直鼻亜目 メガネザル型下目 オモミス科
時代:新生代 古第三紀 始新世中期
体長:頭胴長25cm
発掘地:フランス ロピアック
学名の意味:死のキツネザル

ネクロレムール

ネクロレムールは、新生代 古第三紀 始新世中期(約4120万年前~約3780万年前)のフランスにすんでいた原始的なサルです。

頭胴長約25cmほど。

ヒトと比べるとこれくらい。

わりとちっちゃいです。

学名の意味は、ネクロ=死、レムール=幽霊、キツネザル。

「レムール(lemur)」はラテン語で幽霊という意味で、ローマ神話にはレムレスという悪霊が登場します。

また、夜行性のキツネザルの仲間が、樹上から大きな目玉を光らせてじっと見下す姿や鳴き声が幽霊を連想させるため、レムールはキツネザルの意味でも使われます。

↓ワオキツネザル。

photo by :pixabay

学名の意味は『キツネザル』で、化石もキツネザルに似ていますが、ネクロレムールはキツネザルの系統よりもメガネザルの祖先に近い仲間です。

↓メガネザルの一種。ネクロレムールはメガネザルの祖先に近い仲間。姿はまったく似ていませんね。

photo by :pixabay

分類

ネクロレムールは、現生のメガネザル科の祖先グループにあたる「オモミス科」という絶滅グループに含まれています。

前を向いた大きな目を持ち、両目の間が狭く、鼻ヅラが短いです。ここらへんは現生のメガネザルと同じ特徴です。

体形は、現生のメガネザルがの姿(頭が大きく四肢が短いドラえもん体形)に対し、ネクロレムールでは四肢と首が長く、胴も長めで長細いです。

夜行性で樹上で暮らしたと考えられていますが、現生のメガネザルよりは活動的だったのかもしれません。


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