新生代の生物 絶滅哺乳類

プロディノケラス、角を持たない恐角類

プロディノケラス

プロディノケラスは、新生代 古第三紀 暁新世後期~始新世後期の中国、モンゴル、北アメリカにすんでいた大型植物食動物です。

恐ろしげな角や突起が特徴の「恐角目(きょうかくもく)」という、絶滅した哺乳類グループに分類されますが、プロディノケラスは角も突起も持っていませんでした。


プロディノケラス
分類:哺乳綱 恐角目 ウインタテリウム科
学名:Prodinoceras turfanense(プロディノケラス・トゥルファネンセ)
体長:2m
時代:新生代 古第三紀 暁新世後期
分布:中国 新疆ウイグル自治区
学名の意味:最初の恐ろしい角

初期の大型植物食動物

プロディノケラスは、古第三紀 暁新世後期~始新世後期の中国、モンゴル、北アメリカにすんでいた大型植物食動物です。

「恐角目(きょうかくもく)」という、絶滅したグループに分類されます。
「恐角目」には、6本の角状の突起と大きな牙を持つウインタテリウムも含まれます。

プロディノケラスには角も突起もありませんでしたが、大きな牙を持っています。

モンゴルから見つかった種類はかつてモンゴロテリウムと呼ばれていましたが、プロディノケラスと同じ種類だとされています。


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