サトゥルナリア
サトゥルナリアは、中生代三畳紀後期のブラジルにすんでいた竜脚形類です。
エオラプトルと同じ三畳紀後期の原始的な恐竜で、最古の竜脚形類のひとつです。
サトゥルナリア
学名:Saturnalia sp.(サトゥルナリアの一種)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 竜脚形亜目 グアイバサウルス科
時代:中生代 三畳紀後期
体長:1.5m
発掘地:ブラジル
学名の意味:サトゥルヌス神を祝う祭り
最古の竜脚形類の一つ
サトゥルナリアは、中生代三畳紀後期の初め頃(カーニアン:約2億2870万年前~約2億1650万年前)のブラジルにすんでいた原始的な竜脚形類(竜脚形亜目)です。
体長1.5m、推定体重2kg。3体分の部分的な化石が見つかっていて、小柄で華奢だったようです。
竜脚形亜目の分類だとここらへん。
原竜脚類や竜脚類に枝分かれする前の、もっと根っこの方に分類されています。
「サトゥルナリア」という名前の由来は、「サートゥルナーリア祭」の期間中に化石が見つかったから。
サートゥルナーリア祭は、ローマ神話のサートゥルヌス神のお祭りで、この神様は英語読みだと「サターン:Saturn」で農業の神様。土星の英名「サターン」もこの農業の神様が由来です。
サトゥルナリア、描いてみた
サトゥルナリアを描いてみました。化石の資料がまったくないので、エオラプトルを参考にしました。
頭骨は小さく首は長めで体は華奢、後肢は少し獣脚類寄りにすることで原始的な感じを出してみました。
植物食か雑食性だったようです。