シャスタサウルス
シャスタサウルスは中生代 三畳紀後期の魚竜類です。
体長15m、魚竜類では最大です。
カナダからは体長21mと推定される魚竜と思われる化石も見つかっています。
シャスタサウルス
学名:Shastasaurus sp.(シャスタサウルスの一種)
分類:爬虫網 魚竜目 科不明
時代:中生代 三畳紀後期
体長:15m
発掘地:アメリカ、カナダ、中国
学名の意味:シャスタ(カリフォルニアの地名)のトカゲ
最大の魚竜類
シャスタサウルスは中生代 三畳紀後期の海にすんでいた魚竜類です。
体長15m、生きていた時代は古いのですが、魚竜類では最大です。
カナダからは推定体長21mとされる化石が見つかっていて、魚竜であれば海にすんだ海生爬虫類(モササウルスやクビナガリュウなど)の中でも最大です。
日本で見つかっている最古の魚竜類ウタツサウルス(三畳紀前期)は体長約3mなので、約5000万年ほど後には、体長20mを超える仲間が現れたことになります。
ウタツサウルス、最古の魚竜類
シャスタサウルス、描いてみた
シャスタサウルスを描いてみました。群れを作っていた証拠は見つかっていません。
体長のわりに頭がとても小さいのが特徴で、ウタツサウルス同様、背びれは無く、体をくねらせて泳いでいたと考えられています。
シャスタサウルスには歯が無かった、とされていますが、魚竜類には成長すると歯が無くなる仲間がいるので幼体には歯を描き、成体は歯無しとしました。