鳥脚類

イグアノドン、親指スパイクがいいね

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イグアノドン

イグアノドンは、白亜紀前期のヨーロッパにすんでいた植物食恐竜です。

『世界で最初に発見された恐竜』として有名です。

歯の磨り減りに対応した控えの歯(デンタルバッテリー)を持ち、前肢にスパイク状の親指を持つのが特徴です。


イグアノドン
学名:Iguanodon bernissartensis(イグアノドン・ベルニサルテンシス)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 鳥盤目 鳥脚亜目 イグアノドン科
時代:中生代 白亜紀前期
体長:9.3m
発掘地:ベルギー
学名の意味:イグアナの歯(イグアノ=イグアナの、ドン=歯)

世界で最初に発見された恐竜、イグアノドン

イグアノドンは、1878年にベルギーの炭鉱から完全な姿のものや部分化石を含めて40体以上が発見され、初めて正しい復元を作ることができるようになった恐竜です。

イグアノドンの「歯」自体は、メアリー・アン・マンテルによって1822年に発見されており、メアリー・アン・マンテルの夫で、医者&地質学者のギデオン・アルジャノン・マンテルが、歯についての研究結果を発表したのが1825年。

その時に「イグアノドン」と命名し、巨大な爬虫類の化石であると発表したのですが、部分的な化石しか見つかっていなかったため、巨大なイグアナの姿で復元されていました。

管理人

イグアノドンは、世界で最初に発見された恐竜として有名ですが、恐竜として「イグアノドン」という名前が付けられたのは実は2番目。マンテル夫妻の「イグアノドン」発表の1年前(1824年)に、地質学者のウイリアム・バックランドが「メガロサウルス」を命名し発表しているので、最初に命名された恐竜は「メガロサウルス」なのです。

後に(1878年)ベルギーの炭鉱から40体以上の化石が見つかり、イグアノドンの正確な復元をつくることができるようになりました。

イグアノドンの生きていた時代は白亜紀前期(パランギニアン~アルビアン:約1億3980万年前~約1億0050万年前)。

最大体長13m、推定体重は3600kg~7200kgです。

イグアノドンの特徴

イグアノドンの頭骨。

頭骨は長く、口先はクチバシで、口先には歯がありません。
奥歯は木の葉型の歯です。

イグアノドンの仲間は、一つの歯槽に歯が縦に2つ並ぶのが特徴で、1本は植物を切り刻む現役の歯、もう1本は控えの歯です。

歯の磨り減りに対応した控えの歯(デンタルバッテリー)を持つのは、イグアノドンの仲間や、ハドロサウルスの仲間(カモノハシ竜)の特徴です。

イグアノドンの仲間は歯槽に(縦に)2つの歯が並んでいますが、ハドロサウルス類は3つの歯が並んでいて、より進化的です。

イグアノドンの親指スパイク

イグアノドンの右手です。

第一指(親指)がスパイク状に尖っています。

その他の指の先はヒヅメ状に丸くなっていて、物をつかむというよりは、体重を支えるようなつくりになっています。

幼体は2足歩行、成体になると4足歩行したようです。
胸骨がシャモジのような形をしているのも、イグアノドンの仲間の特徴です。

親指のスパイクは、接近戦の護身用や、植物を掘り起こすために使われたと言われています。

スパイクが届くほど肉食恐竜に接近されるぐらいなら走って逃げたでしょうから、ワニなんかには日常的に使っていたかもしれません。


 
 
スパイクの見せ合いっこで強いオスを決めていたのかも。

スパイクで小突き合いくらいはしたかもしれませんが、ブッ刺し合いとか(痛い!)したのでしょうか?。







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