中生代の生物 魚竜類

シャスタサウルス/Shastasaurus

シャスタサウルスは、中生代 後期三畳紀の魚竜類です。
最大体長15m、魚竜類では最大でしたが、現在では2004年に新種として登録されたショニサウルス(全長21m)が魚竜類最大となっています。

ショニサウルスはシャスタサウルに近い仲間と考えられていて、シャスタサウルスの仲間は魚竜類の中で早めに大型化する方向へ進化した、と考えられています。


シャスタサウルス
学名:Shastasaurus sp.(シャスタサウルスの一種)
分類:爬虫網 魚竜目 科不明
時代:中生代 後期三畳紀
体長:15m
発掘地:アメリカ、カナダ、中国
学名の意味:シャスタ(カリフォルニアの地名)のトカゲ

ちょっと前まで最大級の魚竜類だったのに

シャスタサウルスは、中生代 後期三畳紀の海にすんでいた魚竜類です。

最大体長15m、生きていた時代は古いのですが魚竜類では早くに大型化した仲間です。

日本で見つかっている最古の魚竜類ウタツサウルス(前期三畳紀)は体長約3mなので、約5000万年ほど後には、体長20mを超える仲間が現れたことになります。

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シャスタサウルス、描いてみた

シャスタサウルスを描いてみました。群れを作っていた証拠は見つかっていません。

体長のわりに頭がとても小さいのが特徴で、ウタツサウルス同様、背びれは無く、体をくねらせて泳いでいたと考えられています。

シャスタサウルスには歯が無かった、とされていますが、魚竜類には成長すると歯が無くなる仲間がいるので幼体には歯を描き、成体は歯無しとしました。


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