恐竜・獣脚類

バリオニクス、重い爪

バリオニクス

バリオニクスは、白亜紀前期のイギリスにすんでいた大型の獣脚類です。

スピノサウルスに近い仲間ですが背中に帆を持ちません。

他の獣脚類に比べて前肢のカギ爪が大きく、学名の由来にもなっています。


バリオニクス
学名:Baryonyx walkeri(バリオニクス・ワルケリ)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 獣脚亜目 メガロサウルス上科 スピノサウルス科
時代:中生代 白亜紀前期
体長:10m
発掘地:イギリス
学名の意味:重い爪

バリオニクス

バリオニクスは中生代白亜紀前期の中頃(バレミアン:約1億2940万年前~約1億2500万年前)のイギリスにすんでいた獣脚類です。

体長7.5~10m、推定体重900kg~3.6t。

ヒトと比べるとこれくらい。

スピノサウルス科の仲間はスピノサウルス(最大推定体長16m)を筆頭に大型な仲間が多いグループなので、これでも小さい方。

学名の由来は、前肢の第一指(親指)の爪が他の獣脚類に比べて大きいところからバリオニクス=「重い爪」。

大きな爪の役割は、滑りやすい魚を前肢で押さえつけるため、とされていますが、魚だけでなく他の恐竜も食べていたと考えられています。

管理人
バリオニクスの化石の胃のあたりからイグアノドン類の幼体の化石が見つかっています。

歯はすべて円錐形で、歯の数は96本です(下アゴ64本、上アゴ32本)。

バリオニクス

バリオニクスの分類はここらへん。

メガロサウルス上科のうち、スピノサウルス科に含まれます。

スピノサウルス科の仲間は細長い頭骨に円錐形の歯を持ち、魚食性が強かったと考えられています。

代表種のスピノサウルスは背中の帆が特徴的ですが、バリオニクスは背中に帆を持ちません。
半水生か水生だったとされるスピノサウルスよりも陸生が強かったのかもしれません。

バリオニクス描いてみた

頭骨は魚食性のワニのように細長く伸びているのに、体は陸性の獣脚類のまま。

前肢は3本指で、いちばん大きいのは第一指(親指)。同じスピノサウルス科のスコミムスを参考にしています。

スコミムス、歯の数は130本、ワニ顔の獣脚類

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