竜脚形類

イサノサウルス、アジア最古の恐竜

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イサノサウルス

イサノサウルスは、1998年にタイで見つかった竜脚類で、アジアで見つかった恐竜としては最も古いものです。

生きていた時代は中生代 三畳紀後期。

アルゼンチンで見つかったエオラプトルやエオドロマエウスとあまり離れていない時代の竜脚類です。


イサノサウルス
学名:Isanosaurus attavipachi(イサノサウルス・アッタヴィパチ)
分類:爬虫綱 双弓亜綱 主竜形下綱 恐竜上目 竜盤目 竜脚形亜目 竜脚下目 科不明
時代:中生代 三畳紀後期
体長:6.5m
発掘地:タイ チャイヤプーム県 ナム・フォン層
学名の意味:イサン(地名)のトカゲ

アジア最古の恐竜

イサノサウルスは、三畳紀後期(ノーリアン~レーティアン:約2億1650万年前~約1億9960万年前)のタイにすんでいた竜脚類です。

最大体長は推定17m、推定体重7t~14t。

最古の恐竜といえばアルゼンチンで見つかったエオラプトルやエオドロマエウスが有名で、恐竜の起源は南米ではないか、という説がありますが、あまり離れていない時代にはアジアにすでに竜脚類がいたことになります。

エオラプトル、最古の竜脚形類は二足歩行の小型恐竜だった

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イサノサウルスの化石は、四肢の骨の一部や肩甲骨、胸骨、頚椎(首の骨)の一部、背中の棘突起の一部しか見つかっていませんが、原始的な竜脚類であるため、姿はプラテオサウルスなどの竜脚形類(古竜脚類)に似ていたと考えられています。

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竜脚類イサノサウルスの大腿骨。大きさは1m弱。

湾曲していないまっすぐでゴツイ大腿骨、大腿骨の断面が扁平である、第4転子(だいよんてんし)と呼ばれる筋肉の付着部分が目立たない、という竜脚類の特徴を持っています。

比較のため、竜脚形類(古竜脚類)プラテオサウルスの大腿骨。

湾曲するほっそりした大腿骨、大腿骨の断面が円形である、第4転子(だいよんてんし)が発達している、という特徴は、竜脚形類(古竜脚類)の特徴です。

竜脚形類(古竜脚類)が現れた頃とあまり離れていない時代にはすでに竜脚類も現れていた、ということになり、
どちらも大型の植物食恐竜として進化しましたが、竜脚形類(古竜脚類)が先に衰退して滅び、空いたニッチに竜脚類が進出し、繁栄したということなのでしょうか・・。







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