古生代

古生代石炭紀、巨大昆虫の時代、爬虫類と単弓類現る

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古生代 石炭紀はどんな時代?

古生代の5番目に古い時代、約3億5890万年前~約2億9829万年前の約6061万年間が石炭紀(せきたんき)です。

石炭紀の名前の由来は、枯れた植物が堆積して地中の地熱や圧力で化学変化したものが石炭なのですが、
採掘される石炭の多くが石炭紀に堆積した植物によるものなので、この時代を石炭紀と呼びます。
(日本で採れる石炭の多くは、古生代ではなく新生代の植物によるものです。)

石炭紀は巨大昆虫がウジョウジョしていた時代ですが、脊椎動物が水辺から離れてくらすようになった時代でもあります。

両生類から、単弓類(たんきゅうるい:哺乳類の祖先)と爬虫類(はちゅうるい)が枝分かれした時代です。

石炭紀の大陸配置と石炭紀の生物

石炭紀の大陸配置と石炭紀の生物です。

クリックすると拡大します。

参照:ポプラディア図鑑 WONDA大昔の生きもの

石炭紀には陸地が赤道付近に集まり始め、暖かい地域にはシダ植物の大森林ができました。

シダ植物の大森林は酸素濃度を高めたため、この時代から酸素濃度は徐々に高くなっていきます。

高い酸素濃度により節足動物(昆虫類)は巨大化することができ、有害な紫外線をカットするオゾン層(酸素の同位体)が厚くなったため、両生類の上陸を後押しした、と言われています。

上陸も後押しして、巨大化も後押ししたようです。

両生類が大型化↓。体長2mのエリオプス。

この時代からヤツがいる

羽の差し渡し60cmの巨大昆虫が空を飛び、体長1mのヤスデの仲間(アースロプレウラ)が地面を這い、体長4mを超す両生類が陸を歩く時代、ヤツも現れました。

石炭紀にはすでに居た。かつ、空を飛んでいたであろうゴキ・・いやGの一族の化石。体長15cmほど。

水辺を離れた脊椎動物

水中に卵を産むために水辺から離れられない両生類から、殻に包まれた卵を産む仲間(有羊膜類:ゆうようまくるい)、爬虫類と単弓類(たんきゅうるい)が現れました。

管理人
有羊膜類とは、胚(はい:受精から産まれるまでの赤ちゃんのこと)が羊膜(ようまく:胚を守る薄い膜、卵の薄皮も羊膜)に包まれている生物グループで、爬虫類、単弓類、哺乳類、鳥類が有羊膜類です。

原始的な爬虫類、パレイアサウルス。

水辺から離れて暮らすことができるようになった爬虫類と単弓類(哺乳類の祖先)は、後の時代に大繁栄しますが、一歩リードして巨大化したのは単弓類でした。石炭紀末期頃から大型の単弓類が現れます。

石炭紀後期の単弓類、エダフォサウルス。大きいもので体長3m。

海では、デボン紀に絶滅した板皮魚類(ばんぴぎょるい)に取って代わり、サメの仲間(軟骨魚類:なんこつぎょるい)が大繁栄を始めます。
サメは石炭紀からすでにサメ、海の王者です。

古生代 石炭紀の次の時代は、古生代 ペルム紀です。

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