古生代

古生代ペルム紀、単弓類の大繁栄と古生代の最後

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古生代 ペルム紀はどんな時代?

古生代の最後の時代、約2億9829万年前~約2億5200万年前の約4629万年間がペルム紀です。

ペルム紀の名前の由来は、ペルム紀の地層が露出するロシアのウラル山脈にあったペルミア王国にちなんで、ペルム紀と呼ばれます。

ペルム紀は、中生代三畳紀のひとつ前の時代という意味で「二畳紀(にじょうき)」と呼ばれていましたが、現在は使われていません。

ペルム紀には全ての陸地が一箇所に集まり、「超大陸パンゲア」と呼ばれる一続きの大陸ができました。

ペルム紀の大陸配置とペルム紀の生物

ペルム紀の大陸配置とペルム紀の生物です。

クリックすると拡大します。


参照:ポプラディア図鑑 WONDA大昔の生きもの

ペルム紀には、石炭紀に大森林を作っていたシダ植物は衰退し、代わりに裸子植物(らししょくぶつ)が森林を作るように変化していきました。

石炭紀からの植物がせっせと放出した酸素は、ペルム紀になると大気中の酸素濃度が30%と、史上最も高くなりました。
(現在の大気中の酸素濃度は21%です。)

ペルム紀には単弓類(たんきゅうるい:哺乳類の祖先)が大繁栄します。

単弓類の大繁栄

ペルム紀に繁栄したのは「単弓類(たんきゅうるい)」というグループで、単弓類は哺乳類の祖先グループです。

単弓類は以前、爬虫類の中の1グループとされていたため、「哺乳類型爬虫類(ほにゅうるいがたはちゅうるい)」と呼ばれていました。

現在では、単弓類の祖先は爬虫類ではなく両生類であることが分かり、「哺乳類型爬虫類」という呼び名は使われなくなっています。

単弓類のうち、初期に現れた原始的なグループ「盤竜類(ばんりゅうるい)」の代表種、ディメトロドン。体長3m。

見た目は爬虫類に似ていますが爬虫類ではなく、単弓類。

役割の違う歯を持つ(異歯性:いしせい)、という哺乳類オリジナルの特徴もすでに持っています。

哺乳類につながる単弓類

ペルム紀の単弓類のうち、上記の「盤竜類」よりも進化的な「獣弓類(じゅうきゅうるい)」と呼ばれるグループが哺乳類の祖先につながる系統です。

以下の単弓類は、ぜんぶ獣弓類(獣弓目)の仲間。

獣弓類のうち、最も古い仲間、獣弓類キノドン亜目プロキノスクス。体長40cm。

大型植物食の単弓類、エステメノスクス。体長4m。

植物食の単弓類、ディキノドン。体長1.2m。

まだまだたくさんの単弓類がいましたが、ペルム紀末までにほとんどが絶滅してしまいます。

史上最大、ペルム紀末の大量絶滅

ペルム紀末期、史上最大規模の大量絶滅「ペルム紀末の大量絶滅」が発生しました。

地球上の全生物の約65%の種類(属)(科では52%)が絶滅し、海にすんでいた無脊椎動物にいたっては、98%の種類(属)が絶滅。

管理人
大量絶滅は、恐竜が絶滅した中生代の「白亜紀末の大量絶滅」が最も有名ですが、白亜紀末の大量絶滅で絶滅したのは、約45%(属)の生物です。

「ペルム紀末の大量絶滅」は約700万年の間隔をあけて2度起こったと考えられています。

「ペルム紀末の大量絶滅」が起こった理由ははっきりしていません。

ペルム紀後期には、地球規模で数万年に渡って火山活動が活発になり(シベリアで史上最大規模の大噴火が起こったことが分かっている)、
ペルム紀末期には火山活動による温暖化で急激に気温が上昇し続けたことで、激減した生物にさらに追い討ちをかけたため、史上最大の大量絶滅となったのではないか、とされています。

「ペルム紀末の大量絶滅」によって、三葉虫とフズリナが全滅、単弓類もたった1目3亜目(獣弓目キノドン亜目、獣弓目ディキノドン亜目、獣弓目テロケファルス亜目)しか生き残ることができませんでした。

フズリナとは古生代に生きていた有孔虫(ゆうこうちゅう)の仲間です。
フズリナの化石。1cmほど。

おみやげ屋さんで売られている星の砂は、現生の有孔虫の仲間の殻です。

三葉虫は古生代を代表する生物で、古生代カンブリア紀~オルドビス紀にかけて繁栄し、古生代ペルム紀末に絶滅しました。

デボン紀の三葉虫、ファコプス。

ファコプス、最後の三葉虫と示準化石

ファコプス ファコプスは三葉虫の一種で、古生代 デボン紀(約4億1920万年前~約3億5890万年前)の浅い海にすんでいました。 ファコプス 学名:Phacops rana(ファコプス・ラナ) 分類: ...

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ペルム紀を最後に古生代は終わり、次の新しい時代「中生代(ちゅうせいだい)」が始まります。

中生代は、恐竜や翼竜などの爬虫類の仲間が繁栄した時代です。

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