エダフォサウルス
エダフォサウルスは古生代 石炭紀後期~古生代 ペルム紀前期に繁栄していた植物食の単弓類です。
エダフォサウルス
学名:Edaphosaurus sp.(エダフォサウルスの一種)
分類:単弓綱 盤竜目 エダフォサウルス科
時代:古生代 石炭紀後期~古生代 ペルム紀前期
体長:2.4~3.2m
発掘地:北アメリカ、ヨーロッパ
学名の意味:土のトカゲ
植物食の単弓類
エダフォサウルスは古生代 石炭紀後期~古生代 ペルム紀前期(約2億9829万年前)の植物食の単弓類です。
体長には幅があり2.4m~3.2m。背中に大きな帆があるのが特徴です。
背中の帆が良く似ている肉食性の単弓類ディメトロドンと同じ盤竜類の仲間ですが、エダフォサウルス科は、ディメトロドン(スフェナコドン科)よりも少し古い時代に現れた植物食のグループで、どういうわけか、ペルム紀前期に絶滅しています。
エダフォサウルス描いてみた
エダフォサウルスを描いてみました。
背中の帆は背骨の棘突起が伸びたもので、所々に横に張り出した棘かコブ的な出っ張りがあります。
尻尾は長く太く、四肢は横に張り出し、重い体を支えるためにガッツリ太いのですがとっても短いです。
胴体は長くてでっぷりしていますが、頭部はとっても小さいです。
こんな小さい頭、短い首で地面に口が届かないじゃないか、と思いますが、この時代に草はまだ登場していません。
地面から生えていたのはシダやトクサで、現生のゼンマイやワラビはちょうどエダフォサウルスの顔ぐらいの高さ(50cmくらい)で葉っぱがワサッと付くんです。
古生代のシダ植物が現生の種類と同じ生え方をするかどうかは不明ですけどね。